THEME 01
会社を知ることから始まる「三菱地所設計で働く」という選択
齋藤:学生時代は意匠系の研究室に所属し、人口5千人くらいの小さな町に深く関わり、地域の基本構想から、中心となる役場庁舎、小さな待合スペースのような建築空間の設計までシームレスに携わっていました。建築の設計には興味はありましたが、こうした経験を通じて、もうすこし大きなもの、いわゆるまちづくりのようなものまで射程を伸ばしながら働くことができないか、と思ったんです。
学生からすると、三菱地所設計って超高層ビルばかり設計しているようなイメージがあって(笑)。でも、調べてみると学校や医療施設など手広く設計を手掛けていたり、まさにまちづくりの一環として行政施設や駅などの公共系の仕事も手掛けていることが分かり、その仕事の幅広さを魅力的に感じたのが、当社を志望した直接のきっかけです。
古川:そうそう。私の地元に小さな文化交流施設があり、以前からきれいな建物だなと思っていたのですが、それが実は三菱地所設計の設計であることを知って驚いた、ということがありました。
私は、都市設計研究室という都市計画と空間設計の中間領域を扱う研究室でマスタープランの提案だけでなく社会実験の企画などをしていました。自分の考えていること、手掛けていることが、まちや地域にどんな影響を及ぼすのか興味があったので、行政側で政策を立てたりするのではなく、自分で手を動かしながらまちを考え、変えていくような仕事をしたかったんです。そう考えると、進路としては組織設計事務所だな、と思った記憶があります。
福本:私は建築環境工学を専攻し、室内環境の快適性、特に香りが生産性に及ぼす影響を研究していました。その延長で仕事を考えたとき、設備設計者」という職業に魅力を感じ、ゼネコンと組織設計事務所の両軸で就活をスタートしました。
三菱地所設計の設備設計職を意識した最初のきっかけは、Webサイトに載っている『環境・設備のアイデアノート』というコンテンツです。設備設計者のアイデアがどのように実際のプロジェクトに生かされているか、具体的な仕事のイメージも持てる連載です。この会社では設備設計者が建築全体に響く提案を積極的に行っているんだ、プロジェクトを引っ張っていくような動き方ができるんだ、と魅力的に感じました。その後、ゼネコンを含めた複数の会社でインターンや社員訪問をしたのですが、結局、三菱地所設計のサマージョブを通して出会った社員のみなさんの人柄に一番惹かれました。
齋藤:私もサマージョブはとても印象に残っています。親身になって話を聞いてくださる社員の方が多かったし、実際にオフィスを見せていただいた時も、いろんな方に話しかけていただき、社員同士も声をかけたり、相談し合ったりしているシーンをよく見かけて。楽しそうというか、それを通り越して、賑やかな職場だなぁと(笑)。
古川:私は社員訪問の際、若手社員の方を紹介してもらったのですが、その方が、自分の担当プロジェクトをすごく楽しそうに説明されていたんです。私のポートフォリオにも、ただの図面表現へのアドバイスを超えて、「自分の意図を、相手に分かりやすく伝えるのも重要な仕事だよ」と教えていただいたのが印象に残っています。自分がここで働いたら、居心地がいいんだろうな、と思える安心感がありました。
どんなプロジェクトに取り組めるかはもちろん大事だったのですが、同じくらい重視したのが「会社の雰囲気」、そして「そこで自分が働いている姿が思い描けるかどうか」。そこで、とにかくフラットにさまざまな会社に社員訪問をして、それぞれの空気を実際に感じる、ということをしていました。
鈴木(実):私は建築生産系を専攻し、施工に近い分野を学んでいたのですが、大学のゼミの現場見学で、人生で初めて見学させてもらった建築現場が「TOKYO TORCH 常盤橋タワー」の現場でした。私もこんな現場に関わる仕事をしたいな……とすごく感動して。当社でいうところの工務職能に一気に興味が出てきました。ただ、そもそも工事監理や工務という職種で新卒採用している会社ってとても少ないんです。建築・建設についての幅広い経験を積んで、それから現場を担当できる、というのが業界的には一般的で、入社1年目で現場に入れる会社は、三菱地所設計だけだったと記憶しています。となると、経験がないのに現場に入って大丈夫なのか、とか不安が湧いてきたりするんですが、私も社員訪問で社員の皆さんと話して、経験や成長のプロセス、入社後のジョブローテションの仕組みなどを具体的に知ることができました。そこで働いている人と話すというのは絶対に有意義ですよね。
鈴木(乃):私が所属している都市環境計画部も、実務での経験を重要視するため、実際のプロジェクトに入るタイミングが早く、それが志望動機の1つでもありました。
私は皆さんとは異なり、建築ではなく土木系の専攻です。2011年の東日本大震災を経験し、どうしたら震災の被害を低減できるか、という観点から防災に興味を持ち、研究室では橋梁などの土木構造物の構造や耐震化について学んだり、サークル活動として国内外の小学校で防災教育をしたりしていました。周囲にはゼネコンやインフラ企業(鉄道、道路など)を志望する人が多かったのですが、私はどちらかというと、まちづくりの中に土木・防災の要素を取り入れていく立場になりたいと思い、「組織設計事務所の中にある土木の部署」を見つけて三菱地所設計を志望しました。

