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INTERVIEW

経験を重ねて育てていく、
プロジェクトを牽引する設備の力。

Vol.04

機械機械設備設計部

小野田 真帆(2020年入社)

CHAPTER 01

都市環境を学びながら芽生えた設計への想い

大学では建築学科の都市環境の研究室で、都市空間の風速や温湿度の実測を行っていました。学生時代の研究活動や、研究室のグループで参加したコンペ、趣味のバンド活動などを通じて「自分は、いろいろな人と関わりながらモノをつくることが好きなんだな」と実感していきました。今日、社会的に環境のトピックの重要性がどんどん増していく中で、自身の関心や強みを生かしながら、建築環境の分野で設計職に就きたいと思い始めました。

複数の企業を訪問しましたが、楽しそうに色々な部署とコミュニケーションを取りながら設計をしている社員の雰囲気に好感を持ったことは、三菱地所設計を志望した大きな理由のひとつです。また、都市環境を学んでいたので、大規模な再開発プロジェクトのような場で設備的な提案をしてみたいと思っていたことや、それと並行して、超高層ビルに限らずいろいろなタイプの建築に携わってみたいと思っていたことは、幅広い業務を行うこの会社を選んだ決め手となりました。現在は、ホテル、オフィス、集合住宅、大規模再開発の4つのプロジェクトの設備設計を担当しています。まさにやりたいことが実現していますね。

CHAPTER 02

さまざまな建築に携わる三菱地所設計の機械設備

入社1年目の後半からは、横浜・山下町のホテルの設計プロジェクトに参画しました。先輩社員とともに基本計画段階から担当しはじめ、現在は主担当として引き続き設計監理に携わっています。入社以来一貫して取り組んできたので、2024年11月の竣工が待ち遠しいです。

ホテルの設計は、クライアントや施工者に加え、インテリアデザイナー、運営事業者など関係者が多いのが特徴。先輩からは「設備設計者は社内外ともに調整していく物事がたくさんあるよ」と聞いていたので、予想通りだったとはいえ、分からないことも多くて大変な場面もありました。現場でも変更事項が出たりもしたのですが、その都度、それぞれの立場にとってどんなことがプラス/マイナスになるのかを想像して、コミュニケーションを取っていきました。いろいろな職能の先輩から、説明の仕方をアドバイスしていただいたり、サポートをしていただき、とても学びになっていますし感謝しています。

そこに2年目からは集合住宅が加わり、3年目の後半からはオフィスビル(「千代田一番町計画」、2024年9月竣工)、4年目からは大規模再開発も担当しています。実務なので、必ずしも常に最新の環境提案が採用できるわけではない、という現実は多分にあるものですが、中には私の環境提案が計画に反映されているプロジェクトもあるんです。

CHAPTER 03

新しい提案ができ、新しいことに取り組める素地がある会社

今日、設備設計者の役割はどんどん広がりを見せていて、機械設備・環境工学の側面から建築全体、都市全体への提案に踏み込める時代になってきていますよね。関わる人たちの幅も広がっていくとともに、プロジェクトの方向性やコストとの兼ね合いといった実務的な課題ももちろんたくさん出てきます。みんなで協力してさまざまな課題を解決しながら、新たな建築計画を実現していくことが面白いと感じられる方に、ぜひ来ていただけたらと思っています。

そこで、学生の皆さんにぜひ見ていただきたい若手発案企画のひとつが当社コーポレートページに連載している『環境・設備のアイデアノート』です。建築設備は竣工後には目に見えない部分に設置されていることも多いため、建築物を訪れてもどんな設備があるのか分からない……、設備設計者って、どんなことを考え、何をやりがいにしているんだろう……と疑問に思っている学生さんも多いのではないかと思います。各プロジェクトに、実はそれぞれの設備設計者の個性や熱い想いが込められている。この連載を通してそれが伝わると嬉しいですね。

CHAPTER 04

経験を生かし環境への思いを反映させるプロジェクトに向けて

担当物件が竣工を迎えつつある今、さかのぼれば、中学・高校のときから、ぼんやりと「建物を建ててみたいな」と思いはじめ、建築の道に進み……、足掛け十数年でようやく夢が実現されます。設計した設備がちゃんと機能するか、日々不安は尽きませんが、でき上がるのが本当に楽しみです。

現在、2030年代に竣工する大規模プロジェクトにも携わっていますが、設備設計者は今後の設計プロジェクトで、例えばZEBやWELLNESS、カーボンニュートラルといったその時代の社会的ニーズと継続的に向き合いながら設計を進めていくのだろうと思います。だからこそ、少し先の未来を見据え、「次の環境トピックって何だろう?」ということを考えながら、それをいち早く適切に設計に落とし込んでいけるエンジニアになりたいと思っています。そのためにまずは目の前のプロジェクトに真摯に取り組み、一歩ずつ成長していきたいですね。

WORK STYLEワークスタイル

ある1日の流れ

9:15
出社、部署ミーティング
10:00
メールチェック 打合せ資料作成
11:00
Sプロジェクト、建築担当と打ち合わせ(設備調整)
12:00
同期とランチ
13:00
メールチェック、行政協議アポ取り
13:30
Yホテル計画 社内定例
15:00
Tオフィス計画 社内定例
16:00
Sプロジェクト 社内定例
17:00
Tオフィス計画 施工図チェック
18:00
退勤 先輩社員と懇親会へ

MESSAGE小野田さんからのメッセージ

これからどんな仕事をしていきたいか悩む時期もあると思いますが、これまでに積み重ねてきた経験を振り返って、面白いなと感じられることを見つけて、それが仕事にできたら、ちょっとずつよい人生になっていくのではと思っています。

ぜひ臆することなくさまざまな先輩社員とコミュニケーションを取ってみてください! 気さくに応えてくれるはずです。

三菱地所設計の機械設備設計部には、設備設計を習得するのはもちろん、技術力を高め合っていける環境があります。いいなと思ったらドアを叩いてもらえると嬉しいです!

※所属はインタビュー当時のものです。

建築設計一部 神谷 優梨子

プロジェクト全体を担うから感じる、
責任とやりがいと面白さ。

建築設計一部

神谷 優梨子(2019年入社)

構造設計部 柳田 崇貴

まずは「やってみる」ことから。
強い想いで成長できる環境がある。

構造設計部

柳田 崇貴(2019年入社)

電気設備設計部 亀田 智太

技術や人をつなぎながら、
最先端の提案に取り組みたい。

電気設備設計部

亀田 智太(2019年入社)

機械設備設計部 小野田 真帆

経験を重ねて育てていく、
プロジェクトを牽引する設備の力。

機械設備設計部

小野田 真帆(2020年入社)

コストコンサルティング部 岩﨑 恵梨子

組織設計事務所ならではの
環境でできることの幅を広げ、
 多岐にわたるニーズに応えたい。

コストコンサルティング部

岩﨑 恵梨子(2021年入社)

コンストラクションマネジメント部 七里 夏海

誰からも頼られる存在を目指して、
知識と業務の幅を広げ、成長し続ける。

コンストラクションマネジメント部

七里 夏海(2020年入社)

都市開発マネジメント部 青木 凪

「まちを遊びこなす」をキーワードに、
都市の可能性を引き出したい。

都市開発マネジメント部

青木 凪(2020年入社)

都市環境計画部 松本 大知

都市基盤からランドスケープまで、
価値あるまちづくりに貢献し続けたい。

都市環境計画部

松本 大知(2021年入社)

VOICE社員の声をきく

CROSS TALK

社員座談会

社内制度の行使や異動などを経験した、境遇を同じくする者同士が語るリアル

MID CAREER ROUNDTABLE

キャリア入社社員座談会

経験を活かし新たなステージに挑み、魅力的な建築物を三菱地所設計で手掛けたい

PROJECT TALK

プロジェクトメンバー座談会

職能間のコラボレーションで、「新時代のコミュニティ形成」の場をつくる

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