CHAPTER 01
都市環境を学びながら芽生えた設計への想い
大学では建築学科の都市環境の研究室で、都市空間の風速や温湿度の実測を行っていました。学生時代の研究活動や、研究室のグループで参加したコンペ、趣味のバンド活動などを通じて「自分は、いろいろな人と関わりながらモノをつくることが好きなんだな」と実感していきました。今日、社会的に環境のトピックの重要性がどんどん増していく中で、自身の関心や強みを生かしながら、建築環境の分野で設計職に就きたいと思い始めました。
複数の企業を訪問しましたが、楽しそうに色々な部署とコミュニケーションを取りながら設計をしている社員の雰囲気に好感を持ったことは、三菱地所設計を志望した大きな理由のひとつです。また、都市環境を学んでいたので、大規模な再開発プロジェクトのような場で設備的な提案をしてみたいと思っていたことや、それと並行して、超高層ビルに限らずいろいろなタイプの建築に携わってみたいと思っていたことは、幅広い業務を行うこの会社を選んだ決め手となりました。現在は、ホテル、オフィス、集合住宅、大規模再開発の4つのプロジェクトの設備設計を担当しています。まさにやりたいことが実現していますね。
