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INTERVIEW

組織設計事務所ならではの
環境でできることの幅を広げ、
 多岐にわたるニーズに応えたい。

Vol.05

工務コストコンサルティング部

岩﨑 恵梨子(2021年入社)

CHAPTER 01

「設計サイドから」建築をつくるプロセスに携わりたい

大学院では構造を専攻していたのですが、「建物ができていく過程を近くで見たい」と思い、現場に出られる職種での就職を志望しました。こうした場合、ゼネコンの「施工管理」などを選ぶことになると思いますが、私はどちらかと言えば、設計の側面から現場に向き合いたいと考えていたんです。そんな中、「組織設計事務所には、『設計図を形にする仕事』=『工事監理』の職能募集がある」ということを就活中に知りました。

いくつかの設計事務所を訪れた中でも、サマージョブに参加した際の三菱地所設計の社員の方々の親しみやすい雰囲気に魅了されました。職場体験イベントながらもとても楽しかったのが印象的で、入社を決めました。

CHAPTER 02

監理・コストの両側面から仕事の知見を深める

最初に配属されたのは、大規模再開発プロジェクトである「晴海三丁目計画」。まさに着工日の配属でした。私の工務の仕事のメインは、監理者として設計図通りに現場ができているかを確認すること。工事の進捗に合わせて、杭の検査や配筋検査、外装の取り付けや内装の施工状況の確認など、3年間をかけて、竣工までの全てのプロセスに触れることができました。

当社では、工務職能として入社すると、基本的には、まず2年間は工務部、その後の2年間はコストコンサルティング部で経験を積む流れになっています。私は「晴海」の竣工を待ってもらい工務部でもう1年を過ごし、2024年4月にコストコンサルティング部に異動しました。

この部に配属されてまだ数か月ですが、例えば見積もりを確認する際、「壁」がどんな下地や仕上げでできているかを目で見てきた経験がとても生きています。逆に、明細を読み込んでいくことによる新たな学びもあり、工事監理とコストマネジメントの両側面から、日々知見を深めています。

工務部では施工者と、コストコンサルティング部では設計者とのやりとりが多いのですが、実は、私自身は自分の考えを伝えることがあまり得意なタイプではありませんでした。監理者として、検査で設計図書との相違を見つけた場合は施工者の方々に是正を求める立場にあるのですが、時には考えの相違で納得してもらえず、上司に場を収めてもらったこともありました。しかし、徐々に施工者側の事情も分かってきて、事前に調べた根拠をもとに丁寧に話をしたりするうちに受け入れてもらえるようになり、最後には同志のような関係性で仕事ができるようになったことが嬉しかったです。知らない知識や経験を教えてもらったりして、現場で大きく成長したなと実感しています。

CHAPTER 03

現場とオフィスで体感した働きやすさ

「晴海」規模の現場には、常時3~4人の工務部員が監理者として詰めているのですが、チームとしてよいコミュニケーションが取れた現場でした。ただ、検査に出ている私と、さまざまな会議に出席しなくてはならない上司との会話のタイミングが合わないことがあって、「もっといろいろ勉強したいです」と伝えたところ、毎週の勉強会を開いてくれました。一緒に現場を巡回したり、図面の見方を教わるなど、本当にありがたかったです。私自身、若手のうちはどんどん人に聞くことが大事! と思っているので、後輩に教える立場になってからは、一緒に現場を歩きながら知識を共有するように心がけていました。

まだまだ建設現場は男社会と言われますが、女性監理者だからといってやりづらさを感じたことはほとんどありませんでした。発注者、施工者、設計者にいたるまで、どの立場にも女性がいて、トイレや更衣室も整備されていたことも大きかったですね。とはいえ、現場では職人さんを含め年上の男性が多いのは間違いなく、言い方を選ばず言えば、「舐められないようにしよう」と。話し方などを意識して発言するようにしていました。

一転して本店オフィスで勤務するコストコンサルティング部は、若手の間を上司や先輩が歩き回ったり喋ったり……という和気あいあいとした環境。やはり経験が生きる仕事でもあるので、上司に確認しながら作業を進めていきます。サポート体制は十分です。どちらの部署も、現場や打ち合わせのスケジュールに振り回されながら仕事をするのかな、と思われがちですが、スケジュールを調整しながら自分次第で結構フレキシブルに働けるんだ! という印象でした。

CHAPTER 04

経験を積んだ今、組織設計事務所でやりたいこと

大学で工務を専門に教わる機会はほぼないと思いますが、入社して初めてこうした仕事に触れ、日々実務からの学びがあります。「これだけが得意」という状態より、できるだけいろいろなクライアントニーズに応えられるよう、できることの幅を増やしていきたいです。

社内では、工務部とコストコンサルティング部に限らず、リノベーション設計部やコンストラクションマネジメント(CM)部など、さまざまな部署で活躍する工務職能の方も多く、挑戦したいことに実際に取り組むことができるのは組織設計事務所ならでは。現場経験を深めていくのも、コストやCMなど業務の幅を広げるのもよいですよね。「工務職能=幅広く挑戦できる職能」ということを知っていただけたらと思っています。

WORK STYLEワークスタイル

ある1日の流れ

9:30
出社
9:40
メールやチャットの確認
10:00
配筋検査@現場
12:00
現場事務所でお弁当
13:00
現場定例会議
14:00
鉄骨建方精度検査@現場
15:00
構造分科会
17:00
資料作成
18:30
退勤

MESSAGE岩﨑さんからのメッセージ

私自身、自分が何をやりたいかがはっきりしておらず、就活中にはさまざまな会社・職種を見ていたのですが、その中でピン! ときたのが三菱地所設計の工務職能でした。入社の決め手はフィーリングのようなもの。業務内容だけでなく、会社の制度や社員の人柄など、さまざまな観点から「ここで働きたい」と感じたと記憶しています。学生の皆さんはインターンで企業に潜入したり、社員の方のお話を聞いたりできるとてもよい時期ですので、いろいろな会社の特徴や雰囲気、社員の方の個性などを感じてみてください! その時に、「三菱地所設計の工務職能、面白そう……!」と思っていただけたら嬉しいです。

※所属はインタビュー当時のものです。

建築設計一部 神谷 優梨子

プロジェクト全体を担うから感じる、
責任とやりがいと面白さ。

建築設計一部

神谷 優梨子(2019年入社)

構造設計部 柳田 崇貴

まずは「やってみる」ことから。
強い想いで成長できる環境がある。

構造設計部

柳田 崇貴(2019年入社)

電気設備設計部 亀田 智太

技術や人をつなぎながら、
最先端の提案に取り組みたい。

電気設備設計部

亀田 智太(2019年入社)

機械設備設計部 小野田 真帆

経験を重ねて育てていく、
プロジェクトを牽引する設備の力。

機械設備設計部

小野田 真帆(2020年入社)

コストコンサルティング部 岩﨑 恵梨子

組織設計事務所ならではの
環境でできることの幅を広げ、
 多岐にわたるニーズに応えたい。

コストコンサルティング部

岩﨑 恵梨子(2021年入社)

コンストラクションマネジメント部 七里 夏海

誰からも頼られる存在を目指して、
知識と業務の幅を広げ、成長し続ける。

コンストラクションマネジメント部

七里 夏海(2020年入社)

都市開発マネジメント部 青木 凪

「まちを遊びこなす」をキーワードに、
都市の可能性を引き出したい。

都市開発マネジメント部

青木 凪(2020年入社)

都市環境計画部 松本 大知

都市基盤からランドスケープまで、
価値あるまちづくりに貢献し続けたい。

都市環境計画部

松本 大知(2021年入社)

VOICE社員の声をきく

CROSS TALK

社員座談会

社内制度の行使や異動などを経験した、境遇を同じくする者同士が語るリアル

MID CAREER ROUNDTABLE

キャリア入社社員座談会

経験を活かし新たなステージに挑み、魅力的な建築物を三菱地所設計で手掛けたい

PROJECT TALK

プロジェクトメンバー座談会

職能間のコラボレーションで、「新時代のコミュニティ形成」の場をつくる

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