
INTERVIEW #12
CM
JOINING1YEAR
コンストラクションマネジメント部/2018年入社
丹羽 章暢
AKINOBU NIWA
建築の価値を、
最大化する。
発注者と、設計・施工者の架け橋になる。
大学では、コンクリートと鉄筋の強度についての研究をしていました。コンクリートの試験体をつくるときも、建築と同じように、必要な要件を整理し、図面を書いて、発注し、スケジュールを作成して…という手順を踏みます。たった一本の試験体をつくるためのマネジメントがこれだけ大変なら、実際の建築ではもっと複雑で高度なはず。そう考えて、建設プロジェクトのマネジメントを専門に行うCMという仕事の重要性に気づきました。入社してからこれまで、三菱地所グループ内外のさまざまな物件を担当させてもらっています。一例ですが、オフィスや倉庫、放送局など。プロジェクト全体を見るものもあれば、工事段階でのマネジメントやコスト管理を重点的に行う案件もあります。お客様の代理人のような役割を果たすCMr。建築に関する知識はもちろんのこと、お客様のことを深く理解して、その想いを技術者へつなぐことが私たちの大きなミッションです。


全方向に、プラスの価値を。
入社して二年目を迎えましたが、正直なところ、まだまだ悩むことが多いですね。技術的な知識に関しても、マネジメントのスキルについても、先輩たちから学ぶことだらけです。たとえば、発注企業の役員会などで、意思決定の段取りを進めるのもCM の大きな仕事のひとつ。社内の会議や担当者の方との打ち合わせとは違う雰囲気の中でも、しっかり意見を述べて、場を取り仕切る必要があります。多くの人の前で堂々と立ち振る舞うために、建築のプロとしてだけではなく、まずはビジネスパーソンとしても腕を磨いていかなければと感じています。
私が目指したいのは、「発注者のため」を超えて、もっと広く、世のため人のためになるようなマネジメントを行うこと。設計者や施工者をはじめとする、プロジェクトに関わる人々。さらには、建物を使う人や、その周辺で暮らす人。全ての人たちにとって、その建築がプラスの価値を与えられる。そんな仕事を、これからしていきたいと思っています。


ONE DAY SCHEDULE
ある1日の流れ

INTERVIEW