
INTERVIEW #11
CM
JOINING1YEAR
コンストラクションマネジメント部/2018年入社
下田 智敬
TOMONORI SHIMODA
プロジェクトを、
信頼で繋ぐ。
CMは、発注者の「分身」。
CM(コンストラクションマネジメント)という職種を知ったのは、当社の説明会がきっかけ。大学では構造を専攻しており、その説明会も実は、構造設計志望として参加していたんです。自分はもともと、構造設計を学びつつも、もっとマクロな視点で建築全体に関わりたい、という想いも持っていました。CMはまさに、自分のやりたいことに一番近い職種だと思いましたね。CMr(コンストラクションマネージャー)は、発注者のいわば「分身」として、プロジェクトを動かしていく仕事。三菱地所グループ内の設計事務所として、発注者の視点がすぐそばにあることは、CMrとしての成長に大きなプラスになると感じて入社を決めました。入社してからは、工場やオフィスなど、さまざまな物件を任せてもらっています。プロジェクトによって、技術支援がメインだったり、マネジメント全体を任されたりと、期待される役割は多種多様。物件によっても、たとえば工場とオフィスでは、全く別の知識やスキルが必要です。役割も、求められる能力も、案件によって異なるので、一年目は特に手探り状態でした。そんな中で、社内に各職能のプロが揃っていることは、大きな助けになりましたね。


“人”として、
信じてもらうこと。
発注者に寄り添いながら、同時に設計者・施工者にも利益がある「三方良し」の関係を築く。その中心にいるのが、私たちCMrだと思っています。発注側の立場ではありますが、発注者自身ではなく、そして設計施工者でもない。本質的には“第三者”であるCMrだからこそ、俯瞰的な視点でプロジェクトを適正にコントロールすることができると思うのです。そのためには、プロジェクトに関わるすべての人との信頼関係が本当に大切です。建築に関する知見はもちろんですが、人として相談しやすい、話しやすいと思ってもらえるような存在であること。それが、CMrに必要な一番の力なんじゃないかと思います。予算や法律、技術的な限界など、さまざまな制約によって、発注者の要望が叶えられないとき。設計者や施工者に、多少無理なお願いをしなければいけないとき。プロジェクトを動かすための、何か大きな決断をするとき。「下田さんが言うなら、そうしよう」と思ってもらえる関係性を築けるかどうか。そのために、知識もマネジメントスキルも、そしてコミュニケーションも、まだまだ学び続けていきたいと思います。


ONE DAY SCHEDULE
ある1日の流れ

INTERVIEW