
株式会社三菱地所設計(所在地:東京都千代⽥区、代表取締役社⻑:谷澤 淳一)は、当社が設計を手掛けた、食品廃棄物を原料とした新素材と循環性ある資源(再生紙)を構造体に用いた「ベネチ庵」「アラビ庵」からなる茶室パビリオン「World-Food Waste Teahouse」が、「iF DESIGN AWARD 2025」(Architecture部門)において、最優秀賞である「iF ゴールドアワード」を受賞したことをお知らせします。
「iF DESIGN AWARD」(主催:インダストリー・フォーラム・デザイン・ハノーファー、ドイツ)は、1954年から開催されている世界的に著名なデザイン賞のひとつです。建築を含むさまざまなカテゴリに対し、今年は66カ国から約11,000点の応募作品が集まり、専門家らによる審査のもと、75作品に最優秀賞として「iFゴールドアワード」が授与されました。
本賞の詳細は公式サイトをご覧ください。 ▶ https://ifdesign.com/en/

左撮影:Yuta Sawamura/右撮影:Takuya Seki
サステイナビリティの観点から高い評価を獲得
今年のiF DESIGN AWARDでは、サステイナビリティへの取り組みを評価する審査項目が新設され、「よりよい未来を創造するデザインを評価する」方針の強化を掲げています。世界で初めて※食品廃棄物を原料とする新素材を構造体に用いた茶室の連作である「World Food-Waste Teahouse」は、このサステイナビリティの項目において特に高い得点を獲得し、審査講評では「『廃棄物』とは何かは、見る人の視点によって決まる」「『廃棄物とは何か』『これを最適に利用する方法とは』を考え、議論するきっかけを与える『思考の糧(Food for thought)』」であると評価されました。
※当社調べ
各茶室の設計コンセプトや使用した技術についての詳細は、こちらのリリースをご覧ください。
「TECTURE AWARD」にてファイナルラウンドへ進出
本作品は、一般投票で選ばれる建築賞「TECTURE AWARD」(主催:tecture株式会社)において、875の応募作品よりファイナリストに選出されました。ここから最優秀賞を選出するファイナルラウンドが実施されています。ぜひご投票ください。
▼TECTURE AWARDファイナルラウンド 開催概要
投票期間 | 2025年3月5日(水)~3月17日(月)23:59 |
投票方法 | 投票ページより、投票したい作品を選びLINEにログイン |
詳しくはTECTURE AWARD公式サイト(https://award.tecture.jp/finalists)をご覧ください。
投票期間に合わせ、「World-Food Waste Teahouse」のモックアップとコンセプト映像を当社本店 エントランスに展示中です。ぜひご取材いただきたくお願い申し上げます。

2点:三菱地所設計
