GOOD DESIGN Marunouchi(東京都千代田区)および、大手町・丸の内・有楽町、八重洲エリアの計5会場にて、2025年5月1日から31日にかけて、企画展「TOKYO WOOD LIVING 2040 山と木と東京」が開催されます。
昨年に引き続き開催される本イベントでは、山と都市をつなぎ、循環をもたらすデザインを通じて、2040年の東京を「WOOD TOWN」に変えてゆく方策を展望。未来の東京を心地よく創造力にあふれた「木の都市」にする技術やアイデアを、デザイン・アート・建築・都市開発の営みの中に探っていきます。
2025年5月16日(金)に、丸ビルホール(丸の内ビルディング 内)にて開催される、
TOKYO WOOD LIVING 2040 山と木と東京 フォーラム「丸の内からデザインする 木の都市・東京」第1部
『山と木と東京・東京が貯木場になる』
に、当社の海老澤 渉 R&D推進部 木質建築ラボ チーフエンジニアが登壇します。
法隆寺や東大寺の大規模な木造建築では無垢の大径材が使われてきており、これからの都市木造でも同じように大断面の木材が必要です。しかし、現在の森林資源を考えると無垢の大径材を大量に入手することは困難なため、小径材から大断面材を製造する集成材、CLTといった木質材料に期待がかかります。都市木造に用いられている大断面の木材は都市部に炭素を貯蔵するとともに、解体後には小規模建築へのリユースが期待されます。
「第2の森」、「貯木場」としての都市木造の価値とそこから生まれる木質空間の魅力について、大断面部材を用いて都市木造を実践している若い世代の設計者である「ROOFLAG」、「ジオホテル〈Entô(エントォ)〉」を手掛けた原田真宏氏、「ザ ロイヤルパーク キャンバス札幌大通公園」の海老澤渉氏、「HULIC &New GINZA 8」の島田潤氏とともに考えます。
現在、ご聴講のお申し込みを受け付け中です。詳細は、下記リンクよりPeatixのチケットページをご覧ください。
URL https://twlforum01.peatix.com/
このほか、当社からは、会期を通じて「(仮称)東京海上ビルディング計画」を、第3会場「POTLUCK YAESU」(東京ミッドタウン八重洲)にて出展します(「都市木造スタジオ2025 – 地域と都市を木で繋ぐ」)。
ぜひ足をお運びください。