SEMINAR/EVENT
2025.05.20
「これからの継承設計を考える」
――講演会開催と記録動画公開のお知らせ
【東京建築祭連動企画】「継承設計」をテーマにした講演会の記録映像を東京建築祭の開催に合わせて特別公開中
2023年に発足した「継承設計室」。歴史的な建造物の価値を見出し、これを継承しながら、現代社会のニーズに応える再生や活用、記録の方法を考え、さまざまな取り組みを展開する専門家集団です。
近年、歴史的建造物の価値継承や既存ストックの利活用、建築アーカイブスの重要性が広く認識されるなか、継承設計室は社会的な役割をますます強めています。
「丸ノ内建築所」の設立(1890年)に端を発する当社の歩みとともに、都市の開発・高層化に向き合いながら、継承設計室で数多くの歴史的建造物の保存・継承・活用に携わってきた、野村和宣エグゼクティブフェロー(現・継承設計室 顧問)の退任にあたり、「これからの継承設計を考える」と題した講演会を、三菱地所グループ社員向けに開催いたしました。
(2025年5月8日 東京都千代田区「日本工業倶楽部会館」にて)


「東京建築祭2025」の連携企画として、当日の記録動画を公開いたします。
建築や都市に関心のある皆様にとって、新たな視点や気付きのきっかけとなれば幸いです。
ぜひご覧ください。
本動画は、講演会の内容を一部編集の上で公開しているものです。
ご視聴にあたり、以下の事項にご留意ください。
- 本動画の著作権は、三菱地所設計および関係者に帰属します。
- 内容の全部または一部について、無断で複製・編集・上映・配信・販売などの二次利用を行うことは固くお断りいたします。
- 本動画の画面録画や静止画キャプチャ等による記録・保存行為もご遠慮ください。
- 講演内容は開催時点の情報に基づくものであり、最新の状況と異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
登壇者プロフィール
野村 和宣 氏
三菱地所設計 継承設計室 顧問。神奈川大学教授。東京建築祭実行委員。丸の内再構築の企画・日本工業倶楽部会館保存・三菱一号館復元・GINZA KABUKIZAなどの設計を担当。以降、歴史的建造物を含む数々の都市再生プロジェクトに携わる。著書に『生まれ変わる歴史的建造物 都市再生の中で価値ある建造物を継承する手法』など。