NEWS RELEASE

2026.08.28

有楽町の未来を変える新たな都市空間を創出
「YURAKUCHO PARK」新築工事着工

移設を前提としたサーキュラー建築、地下躯体を活かした人工地盤等、先進的な建築手法を採用

当社は、三菱地所株式会社とともに、本日下記の通りリリースを発信いたしましたので、お知らせいたします。


三菱地所株式会社は、東京・有楽町駅前の「有楽町ビル」「新有楽町ビル」跡地(約1万㎡)で推進する「YURAKUCHO PARK」の新築工事を202691日に着工します。建築・空間設計は株式会社三菱地所設計が担当します。

YURAKUCHO PARK」は、建物解体後すぐに新たな建物を建てるのではなく、次のまちづくりへつなげる準備期間を活用し、この場所、この期間だからこそ実現できる挑戦を行う「CHALLENGE」、国内外の多様なカルチャーを集積・発信する舞台を作る「CULTURE」、心が動き、出逢いが生まれる場をつくり、未来の礎を育む「PARK」をコンセプトに掲げ、「有楽町の未来を変える」新たな都市空間の創出に取り組みます。

なお、「YURAKUCHO PARK」では、世界的な建築家やクリエイターが手がける唯一無二の建築を中心に、土地の魅力を味わうパーソナルなサービスを組み合わせた体験を届けている NOT A HOTEL 株式会社が企画・デザイン・プロデュースとして参画し、同社による新プロジェクト「JAPA VALLEY TOKYO」を共同で展開予定です。「YURAKUCHO PARK」竣工および「JAPA VALLEY TOKYO」開業は 2027 年の予定です。

三菱地所設計は、135年以上にわたり丸の内エリアの都市基盤整備や建築設計を担い、国内外の数多くのエポックメーキングなプロジェクトを手掛けてきました。今回、移設を前提としたサーキュラー建築や、地下躯体を活かした人工地盤の構築、防火地域における木造建築などの先進的な建築手法に、施工を担う大成建設株式会社とともに挑戦します。また、照明デザイン、ランドスケープ、植栽施工など各分野の専門家が加わり、日本の技術や全国自治体と連携して用意された素材の魅力と国内外からの多様なカルチャーを掛け合わせた空間を作り上げます。

計画地は有楽町駅前という丸の内エリアのまちづくりにおいて極めて重要な街区です。本プロジェクトを通じて、多様な人・文化・活動が交わる機会を創出しながら、新たな有楽町の可能性を探求し、次のまちづくりへとつなげてまいります。

▲丸の内エリア全体から見た「YURAKUCHO PARK」
有楽町駅前の「有楽町ビル」「新有楽町ビル」跡地(イメージ画像左手)に位置

■ 本工事の特徴 ─ 都市開発における新たな施工手法への挑戦

YURAKUCHO PARK」の新築工事は、以下のような、都心における前例のない設計・施工手法に挑戦するものです。本プロジェクトにおける主な技術的特徴は以下の通りです。

【新有楽町ビルの減築によるメトロ接続棟の整備】

新有楽町ビル(地上14階地下4階)は地上部を全面的に解体しましたが、東京メトロ有楽町駅D2出入口に接続する1スパンのみを、地下2階から地上2階まで切り出すかたちで存置します。大規模オフィスビルから、必要な機能を持つ1ブロックだけを構造的に独立させ、残りを撤去する「減築」に取り組んでいます。これにより、地上部の解体完了後も地下鉄との接続機能を維持し、暫定利用期間中の来街者アクセスを確保します。

■全国の自治体との連携 ─ 地域資源を東京の玄関口から世界へ

国内外の多様なカルチャーを集積・発信する舞台である「YURAKUCHO PARK」では、全国の自治体との連携にも取り組みます。来街者に広く開かれた公共的な空間に、日本の地域が育ててきた物語のある素材・建材を採り入れ、世界の来街者に手触りや経年変化まで含めた「日本素材の本物の質」の体験を提供します。具体的には、ベンチや植栽の一部などに、12自治体の地域資源を活用します。

なお、三菱地所は「TOKYO TORCH」においても地方自治体と連携し、日本各地の魅力を発信する取り組みを推進してまいりました。「YURAKUCHO PARK」においても、この考えを承継し、空間を構成する素材そのものから日本のものづくりを届けてまいります。

大館市(秋田県)秋田スギ奈良県吉野杉
つくば市(茨城県)益田市(島根県)ヒノキ
みなかみ町(群馬県)カラマツ高知県土佐ヒノキ
湯河原町(神奈川県)サクラ・ツツジ仁淀川町(高知県)ヒノキ
富士市(静岡県)富士ヒノキ湧水町(鹿児島県)スギ
浜松市(静岡県)天竜スギ石垣市(沖縄県)琉球松

※北からの順

■工事概要

Data

工事名称

(仮称)YURAKUCHO PARK計画 新築工事

所在地

東京都千代田区有楽町一丁目

敷地面積

新有楽町ビル跡地  約7,233
有楽町ビル跡地   約3,551

構造・階数

木造(CLT造)・S造、地上1

最高高さ

5m

主要用途

店舗(飲食・物販)、イベントスペース

開業予定時期

2027年(2026年8月時点)

公式サイト

https://marunouchi-portal.com/yurakucho-park

役割会社名
事業者三菱地所株式会社
企画・デザイン・プロデュースNOT A HOTEL株式会社
設計・監理株式会社三菱地所設計
施工建築工事大成建設株式会社
電気設備工事株式会社関電工
衛生設備工事株式会社城口研究所
建築工事株式会社舘林工業
建築工事A-style株式会社
ベンチ設置工事三物建設株式会社
アートアート設置株式会社乃村工藝社
ランドスケープデザイン外構植栽デザイン株式会社DAISHIZEN
株式会社グリーンディスプレイ
照明デザイン外構・外観照明計画株式会社Nosight
運営管理PM業務・イベントスペース管理三菱地所プロパティマネジメント株式会社

(ご参考)
三菱地所は丸の内エリアのまちづくり「丸の内NEXTステージ」として、丸の内エリアの両翼に位置する「常盤橋」と「有楽町」を重点開発エリアに位置付けています。
常盤橋の「TOKYO TORCH」では日本一の高さとなる「Torch Tower」(2028年度竣工予定)の建設を進め、有楽町の「YURAKUCHO PARK」では人々の創造性を解き放ち、文化と交流が生まれる都市空間づくりに挑戦。数年間の暫定利用期間だからこそ実現できる挑戦や価値創出を、将来の「有楽町ビル・新有楽町ビル建替計画」へと発展させていきます。加えて、「(仮称)丸の内3-1プロジェクト(国際ビル・帝劇ビル建替計画)」の再開発や「新国際ビル」のリニューアルなど、暫定利用・再開発・既存ビルリニューアルといった様々な手法を通じて、有楽町の再構築に取り組んでいます。
なお、20255月に「丸の内NEXTステージ」における施策の一つとして、エリア全体をプラットフォームと捉え、テナント個社単独では実現しにくい取り組みをエリア全体で提供する「まちまるごとワークプレイス構想」を掲げています。
リリース:https://www.mec.co.jp/news/detail/2025/05/22_mec2500522_machi

< 丸の内“まちまるごとワークプレイス”構想 >
丸の内エリアの特性の一つは、135年以上にわたるまちづくりを通じてお客様や
様々なステークホルダーと共に築き上げてきた「利便性と集積」です。
その特性を踏まえ、テナント企業が自社オフィスだけでは実現できないことや、
個社単独の取り組みでは実現しにくいことを「まちまるごと」でサポート、
エリア全体がプラットフォームとして機能することで、働き方の質や効率を高めます。

まちまるごとワークプレイスのイメージ

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