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丸の内二丁目2-1他街区(丸の内ビルディング/三菱商事ビルディング) 環境影響評価業務

三菱地所が1988年に「丸の内再開発計画」を発表して以来、関係地権者・行政等による再開発協議会が組織されたことにより、街づくりのあり方が議論され、丸の内地域の再開発の機運が高まっていきました。こうした中、丸ビル・商事ビルの建替えが決定して、同地域でのアセス適用の第一号となりました。
「丸の内再開発計画」は、構想に環境影響検討も盛り込まれ、世間に発表・問いかけを行った点で戦略アセスの草分け的試みとも言え、画期的でした。単体事業としての丸ビル・商事ビルも、特定街区という都市計画により街区間の容積を飛ばす手法により計画され、都市計画としても画期的でありました。
本アセスは、日本の中心として世界に誇れる街として更新が進む丸の内地域のアセス第一号であり、「丸の内再開発計画」発表時の精神を活かし情報公開をベースに社会との交流を図りながら事業を進めていったこと、時代の最先端の環境配慮を前面に打ち出して計画されたことなど、その後に続々と続く同地域のアセス案件のパイオニアとして、その意義は深いプロジェクトとなっています。下記概要は丸の内ビルディングのものになります。

DATA

竣工年2003年
所在地東京都 千代田区

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用途商業施設、オフィス
敷地面積約10,000㎡
延床面積約157,000㎡
階数地上37階、地下4階
業務完了2003年度
該当法令東京都環境影響評価条例
対象事業高層建築物の設置(高さ100m超かつ延床面積10万㎡超)

Update : 2016.06.23

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