2025年大阪・関西万博 三菱未来館
Mitsubishi Pavilion for EXPO 2025 OSAKA, KANSAI, JAPAN

楕円状に掘り込んだ大地に浮かぶ、長方形とひし形の空間。各図形の重なり合いで「生命・地球・人間」の協生を表す本パビリオンは、この場所でのショートサーキュラー(小さな資源循環)の提案です。半年間の仮設建築として、建設・解体時のコンクリート量を削減し、再利用できる鋼管杭の基礎で構成して解体を容易に。通常、工事現場で活躍する建設用足場や仮設資材などを本仕上げ材として転用し、環境負荷の低減を図ります。
パビリオンが日射を遮る半地下空間は、来場者のための風通しよい待機スペースに。その掘削土は敷地造成に用い、万博会期後には埋め戻します。
「地球に建つ建物、その建設から解体後まで」のライフサイクルを持続可能なものとしています。
DATA
所在地 | 大阪府 大阪市 |
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用途 | パビリオン |
当社業務 | 設計、監理 |
関連リンク | 愛・地球博 三菱未来館@earth |
写真 | 提供:mitsubishiexpo2025 |

Update : 2024.09.10