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グラングリーン大阪・南館

Grand Green Osaka South Building

大阪駅前で進むまちづくり「うめきたプロジェクト」の第2期開発である「グラングリーン大阪」。当社が設計を手掛けた「南館」は、うめきた公園に向けて建物の高さを徐々に下げるスカイラインを描き、都心のスケールに調和した、囲われ感ある都市景観を形成しています。
商業施設、ホテル、オフィスなど多様な機能が集積する大規模な建築ボリュームを、その中央を貫く「バレイ」で4棟に分割。角度を振った各ボリュームを群造形として配置し、多方面からのアプローチを受け入れます。バレイは公園から緑や人の流れを引き込み、大小の「間」を連ねたパブリックスペースです。さらに、テラスや棟間のブリッジ、地下広場を結ぶ立体的な歩行者ネットワークを構築し、まちと公園をつなぐ「地域のハブ」を創出しました。

DATA

竣工年2024年
所在地大阪府大阪市

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用途商業施設、宿泊施設、オフィス、公共・文化・スポーツ
敷地面積25,262.07㎡
延床面積277,853.48㎡
階数地上39階、地下3階、塔屋1階
構造S造、RC造、SRC造
受賞内容

・2025年度グッドフォーカス賞[地域社会デザイン](公益財団法人 日本デザイン振興会/日)

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当社業務設計、監理、ランドスケープ
設計三菱地所設計、日建設計、大林組、竹中工務店
監理三菱地所設計、日建設計
ランドスケープ デザインリードGGN
ランドスケープ三菱地所設計、日建設計
グラングリーン大阪 全体統括 日建設計、三菱地所設計
グラングリーン大阪 全体基本設計日建設計、三菱地所設計
写真アイフォト/伊藤 彰
南館中央部を貫く「バレイ」。ブリッジが設けられ、地上部で分節された4つの棟を接続する。
「うめきた公園」から人の流れを引き込み、ベンチなどのストリートファニチャーや植栽を配置して人の居場所を構成する
「バレイ」からの見上げ
南館に設けられた、ビル就業者向けスペースの様子。窓からは「うめきた公園」を一望できる

3階にある温泉施設(うめきた温泉 蓮 Wellbeing Park)からの眺め。
右手に「うめきたプロジェクト」第1期開発である「グランフロント大阪」(設計:当社ほか)を望む
「うめきた公園」から見る南館。ランドスケープと一体となる建築が志向された

Update : 2025.10.01

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