PROJECTS

晴海三丁目計画

Harumi 3-chome Project

建物(奥がオフィス棟、手前がホテル棟)は、東京の臨海エリアと都心部の築地・銀座とを結ぶ軸の交点に位置し、「航跡波」による晴海エリアの玄関口にふさわしい象徴的なデザインとしている。棟間にはバリアフリーの歩行者デッキを新設した

東京の臨海エリアと都心部の築地・銀座とを結ぶ軸の交点を計画地とする再開発プロジェクト。
一団地認定によりオフィスとホテルを分棟で配し、隣接する黎明橋公園へと連続する緑地を建物前面に整備。地域の公園と繋がる緑のネットワークを生み出しています。同時に、バリアフリー対応のデッキを介して対面の晴海第三公園と接続するなど、立体的な歩行者ネットワークをまちに広げ、地域に根差した佇まいのある開発を目指しました。
2棟のデザインは、船舶が水面につくり出す「航跡波」という現象に着想を得て、晴海エリアの玄関口にふさわしいファサードを、異なるディテールでかたちづくっています。

DATA

竣工年2024年
所在地東京都中央区

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用途オフィス、宿泊施設、商業施設、道路・橋梁
敷地面積4,705㎡ (オフィス棟) / 1,824㎡ (ホテル棟)
延床面積43,321㎡ (オフィス棟) / 7,550㎡ (ホテル棟)
階数地上20階、地下2階 (オフィス棟) / 地上12階 (ホテル棟)
構造S造、RC造 一部SRC造 (オフィス棟) /RC造 (ホテル棟)
当社業務設計、監理、ランドスケープ
写真西川公朗



オフィス棟のエントランス。奥に続くピロティは、帰宅困難者一時待機場所として開放し、隣接するホテル棟では地域用防災備蓄倉庫を設置するなど、両棟で連携した防災対策を計画している
ホテル棟にある1階のカフェ。地域の人々も自由に利用でき、来街者やオフィスワーカーの新たな交流の場を提供している

Update : 2025.10.01

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