継承設計
最新の技術で歴史に向き合う
01 煉瓦造を知り尽くし、最新技術で保存する
煉瓦造建築物の保存・活用は、耐震対策・防火対策などの安全性の確保、バリアフリーへの対応、活用のための機能更新、法規制への対応などが検討のテーマになります。
明治期に建設された煉瓦造建築物である「三菱一号館」を、史料根拠に基づいて忠実に復元した経験を持つ三菱地所設計は、煉瓦造建築物に対する深い知見を有しています。「慶應義塾図書館休館」では、このノウハウを活かし最新技術を用いて耐震改修設計を行いました。
煉瓦造の新築・復元
三菱一号館
史料根拠に基づく忠実な復元
煉瓦造の免振レトロフィット
慶應義塾図書館旧館
煉瓦躯体を傷めることなく耐震性向上を図るため、最新技術である球体滑り支承を用いた免震レトロフィット
免振レトロフィット
開東閣
当社が免振レトロフィットに取り組んだ初期事例
煉瓦造鉄筋挿入
清泉女子大学本館
耐震改修
02 その他建築物保存のための技術
建築物の保存・活用には状態調査を行い、劣化状況に応じた修理が求められます。
当社では既存建築物の工法に合わせて様々な保存技術を用いることで、適切な改修設計を実現しています。
木造改修
三菱一号館 小屋組
木造改修
小岩井農場牛舎
RC造の再アルカリ化
JPタワー
鉄筋コンクリート躯体は中性化の進行や欠損が見られたため再アルカリ化等の修理を施した。
曳家
JPタワー
構造補強に1階床下での免振を採用し、免振化工事に必要な道路境界線とのクリアランスを確保するために約0.9°回転する曳家を行った。