リノベーション

02 長期修繕計画 [コンサルティング]

これからどのくらいコストがかかるのか?

建築物は、竣工した時点から少しずつ確実に劣化していきます。
末永く快適に使い続けるためには、建築物を構成する部品・部材の適切な更新が必要です。これは、築年数が経過した既存建築物だけでなく新築建築物にも当てはまります。建築物の状況を的確に把握し、これから必要となる更新項目やその時期を年表化した中長期修繕計画を作成することで、計画的な運営コスト管理が可能となり、有効な投資を行うことができます。
利用目的・築年数といった前提条件に応じて、中長期修繕計画の作成手法には多様なバリエーションがあり、業務費・作成期間も異なってきます。


中長期修繕計画作成の目的とは?

下記のようなケース(一例)において、中期修繕計画の作成が有効です。

  • 将来の修繕費のトレンドをつかみたい。
  • 施設の老朽化の現状を把握し、修繕費用を知りたい。
  • 修繕費用を効果的・計画的に投資したい。


修繕の計画から、新たな投資計画へ

中長期修繕計画は、その作成後に行う諸条件の勘案・分析をもとに投資計画へと展開することが重要です。
それぞれのクライアントが抱えるニーズに応じて、建築物の延命化計画や改修の可能性などについて、さまざまな観点からコメントするコンサルティングを行います。


計画の活用にはメンテナンスが必要

中長期修繕計画を有効に活用するために大切なのは、ここで盛り込んださまざまな改修を確実に実行していくための「全体の流れ」の把握です。修繕計画作成の後は、優先度判定を行った上での実施項目の決定や、その実現に向けた実施計画の策定、修繕の実施とフィードバックなどを一連のプロセスとして行っていくことが、建築物の寿命を適切に延ばす上で有効です。

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