MESSAGE03

百三十年で培った
ノウハウを生かし
設計を超える、設計事務所へ。

CONSULTING GROUP

コンサルティンググループ業務室長 営業推進部長

田中 宣彰

設計事務所の、
新たな役割。

コンサルティンググループは、2018年に生まれた新しい組織です。建設プロジェクトを取り巻く環境が大きく変化する中、お客さまと同じ目線でプロジェクトマネジメントを実現するために、「コンストラクションマネジメント/リノベーション/都市開発マネジメント/都市環境計画」という4つの部署が集まって誕生しました。

当グループが発足した大きな要因の一つが、近年進んでいる、プロジェクト初期段階での業務の複雑化・高度化。その背景はさまざまですが、例えば、大型物件や都市全体の開発プロジェクトが増加したこと。設計や施工に関する検討作業を初期段階で集中的に行う「フロントローディング」が浸透してきたこと。プロジェクト実施方式・発注方式が多様化していること…。事業構想や基本計画、設計・施工者などの選定といった川上業務において、発注者にもより高度な知識が必要となる中で、事業主側の技術者として多くの課題に取り組んできた私たちが持つノウハウに期待が集まっているのです。

多彩な専門性の相乗効果で、
価値あるソリューションを。

建築物を建てた後、運用についての考え方も大きな変化を迎えています。古くなった建物は壊して新築をする“スクラップアンドビルド”から、既存施設をできる限り活用して改修・更新を行う考え方へ。プロジェクトの早期から完成、そして運営・管理に至るまで、建築物のライフサイクルすべてにおいて戦略性が必要とされる時代です。その中でお客さまにも、コンサルティング業務の価値や重要性が認知されはじめており、私たちの活躍の場は大きく広がっています。国内で、こうしたコンサルティング機能を持つ設計事務所は、まだほとんどありません。従来の設計業務に留まらず、お客さまのさらに近くで、幅広い専門知識を提供できること。それは、三菱地所グループの中で培ってきた“総合設計力”を持つ私たちの、独自の強みと言えるでしょう。コンサル業務を、設計監理業務と両輪となる組織に育ていきたいと考えています。

コンサルティンググループには、土木・都市計画・建築・設備・CMr(コンストラクションマネジャー)など、さまざまなバックグラウンドを持つ人材が集まっています。多彩な専門性がそれぞれの垣根を超えて融合することで、私たちは、さらに価値あるソリューションを生み出せるはずです。キャリアの方は今までの専門性を活かし、新卒の皆さんもぜひ、幹となる専門性をひとつ身につけて、その上で、他分野との間に壁を設けずに、新たな知識を学び続け、新しい領域に挑戦する姿勢を大事にしてほしいと思います。

※役職名は掲載当時の内容になります

OTHERS MESSAGE

MESSAGE01

DESIGN GROUP

唯一無二の専門家として、
自分にしか示すことが
できない価値を。

デザイングループ 建築設計三部長

MESSAGE02

ENGINEERING GROUP

時間も、
空間も超えた、
大きな設計を実現する。

エンジニアリンググループ 機械設備設計部長