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歓共健築/ZEBを含めた環境への取り組み

その先の建築へ"歓共健築"

三菱地所設計は、「健康経営の促進に寄与し健康的な環境を実現する建築=歓共健築」を提唱します。そして、地球 環境への配慮と快適性、健康増進、⽣産性の向上を両⽴させた付加価値の⾼い提案を⾏います。

歓共健築®は三菱地所設計の登録商標です。

ZEBに向けた取り組み

ZEBへ向けた「省エネルギー性」の向上に加え、多様なワークスタイルやワーカーの好みにフォーカスした「快適性」の⾼い執務環境をめざし、⼤規模ビルにもさまざまな環境配慮技術を導⼊しています。これらの技術は、新規システム開発から実験段階・中⼩規模のビルでの実証段階を経て導⼊しており、シミュレーションや実測に基づきながら次世代の省エネ性と快適性を有する建築物の設計に取り組んでいます。

実験段階

 

実証段階

テナントビル
 

実証段階

大規模テナントビル
新丸の内ビル エコッツェリア
約80m2 2009年9月竣工
大手町ビル 三菱地所執務室
約360m2 2010年7月竣工
基礎技術・環境性能・普及性の検証
 
茅場町グリーンビルディング
約2,900m2 2013年4月竣工
 
大手門タワー・JXビル
約10,800m2 2015年11月竣工
一般的な大規模オフィスビルへ展開、新技術としてパーソナリティ空調デスクを開発

ZEBプランナー

当社は「ZEBプランナー」として登録し公表されております。 これまでに培ったZEBや省エネ建築物を設計するための技術や知見を活用し、 ZEB化実現に向けた設計・コンサルティング業務をおこない、 SDGsへの対応はもちろん、コストや快適性も含めた最適解を提案いたします。

ZEB化の目標

2025年度に当社が受注する設計業務・コンサルティング業務のうち、ZEBが占める 割合を50%以上とすることを目標といたします。
※ZEB建築物の実現に寄与しない受注を除く

当社の2022年度ZEB登録実績(規模別)

  延床面積 設計実績件数 CM実績件数
2022年度
ZEB登録実績
300m2未満 0件 0件
2,000m2未満 0件 0件
10,000m2未満 2件 0件
10,000m2以上 3件 2件

これまでのZEB登録実績(設計)

建物名称(計画名称) 新築/既存 延床面積(m2) ZEBランク 登録年度
大手門タワー・JXビル(※) 新築 107,571 ZEB Ready 2015
南都銀行文書管理センター 新築 2,978 ZEB Ready 2019
三菱電機(株)ZEB関連技術実証棟 新築 6,461 『ZEB』 2020
高砂熱学イノベーションセンター 新築 11,768 Nearly ZEB 2020
新菱神城ビル 新築 4,620 ZEB Ready 2020
東五反田一丁目ビル 既存 6,460 ZEB Ready 2020
大同生命新潟ビル 既存 5,327 ZEB Ready 2021
持田製薬(株)本社ビル 新築 5,784 ZEB Ready 2022
(仮称)内神田一丁目計画 新築 85,200 ZEB Ready 2022
(仮称)琉球銀行本店ビル 新築 11,144 ZEB Oriented 2022
JRE代々木一丁目ビル 既存 5,646 ZEB Oriented 2022
JRE茅場町二丁目ビル 既存 40,624 ZEB Ready 2022

(2023年3月末現在)

(※) DCC(非住宅建築物の環境関連データベース)の大型ビル実績値に対して、50%以上のエネルギー削減を達成。