熊谷商工信用組合本店

熊谷の風土と調和する「地域に根差した信用組合」の本店社屋。
かつての宿場町（熊谷宿）の軒先にあった簾をモチーフに採用し、旧中山道側のファサードをテラコッタルーバー（高層部）と透かしレンガ積（低層部）の　『簾スクリーン』　として軽やかに設えた。これにより、夏季の日射遮蔽・適度な目隠し機能・親しみを感じる国道側の佇まいを実現している。
基礎免震構造を採用、また建物内外は風合いある質感に仕上げ、ライトアップを施している。