グランフロント大阪

「関西最後の一等地」と言われたうめきた（大阪駅北地区貨物ヤード跡地）24haのうち、第1期分7haの開発。当社は、「南館・タワーA」と「グランフロント大阪オーナーズタワー」を担当した。
南館・タワーAは、街全体の統一感を保ちながら単調にならないよう、外装や内装の一部に曲線やオーガニックなフォルムを用い、柔らかな表現とした。高層オフィス外装には、自然換気システムとしてエアインテークを設けて個性的な表情としている。正面にはウィッシュボーンと名付けた巨大な柱が訪れる人びとを迎え、街の入口として期待感を持たせる空間演出を行った。
グランフロント大阪オーナーズタワーは、「ホテルそのものに住まう」をコンセプトとし、その本質と心地良さを追求。都心居住の新しいライフスタイルを提供している。外観はシンメトリーの3層構成により、住まいとしてのホスピタリティを意識することで、街区に人の息吹を添えている。全体街区で統一された45mラインと都市回廊の接続、水と緑の景により、全体の街区と一体的に調和された環境を実現した。