電気ビル共創館

福岡市中心部の主要道路である渡辺通りに面する、九州電力本店跡地開発の第2期プロジェクト。
高層階は、最大で約1,700㎡の無柱空間を確保し、多様な区画に対応できるフレキシブルなオフィスフロアとした。低層階は、約500名収容の多目的ホールや様々な使用目的に対応できるカンファレンス、ビジネスマンの情報収集をサポートするビジネスライブラリーなど、ビジネス交流拠点にふさわしい機能を備えた。
地上オープンスペースは、街並みに対して拡がりを創出し、賑わいを演出する場として設えた。屋根のかかる広場は、連続する店舗構成により街区全体の活性化に寄与している。外観は、陰影を強調した彫の深い表情をつくり出すことで、街区のランドマークにふさわしいデザインを目指した。