明治大学中野キャンパス

警察大学校跡地の再開発区域に建設された、明治大学第4のキャンパス。
領域横断的な先進的研究・教育拠点として、世界の知を融合し新たな知を育む「知の森」となることを目指した。
低層部は西側住宅地に対し階段状にセットバックさせ、周辺環境と調和した景観を確保した。高層部は「知」の集積をイメージした深い庇のグリッドで構成し、日射負荷を軽減するとともに陰影のある表情を創出している。
公園に面するエントランスは「知の森」を象徴する樹木状の柱で支えた大庇で利用者を迎え入れ、交流の中心となるキャンパスモールへと繋がる。
建物内には学際交流の場となるラウンジを効果的に設け、様々な知的コミュニケーションを促す仕掛けを施している。