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環境データを活用した快適な外歩きWEBサービス

 Green Tokyo研究会※1メンバーである一般社団法人大丸有環境共生型まちづくり推進協会※2(エコッツェリア)及び、Pacific Spatial Solutions株式会社、当社が共同して、「大丸有環境アトラス(大丸有地区の環境情報等をデータベース化し、新たな価値の発信につなげる情報プラットフォーム)」をもとに、リアルタイムに可視化・シミュレーションし、快適に過ごせる空間(ルート・場所)の情報を発信するWEBサービスを開発しました。
  「大丸有環境アトラスの内の地表面被覆情報、時間帯ごとの建物や街路樹の日陰データ、温熱環境データ等を用いて、目的地への最短ルートだけでなく、日陰の多いルートを涼しい快適なルートとして、現在地から「OASIS SPOT(=快適に過ごせる場所)」までを検索できるサービスです。
 本WEBサービスは、近年のヒートアイランド現象や地球温暖化による酷暑対策といった夏は涼しく、冬は日なたを快適に外歩きして頂くために、下記のサービスを提供しています。
①「OASIS SPOT(=快適に過ごせる場所)」までの快適なルート
(日なた/日陰/最短)を検索
②使用料:無料
③五か国語に対応:日本語/英語/中国語/韓国語/スペイン語
④対応エリア:大丸有地区
⑤座れる場所を表示
⑥一本一本の樹木情報を表示
⑦30分先までの降雨情報を表示

 本取組が、グリーンインフラに関する優れた取組事例として、都市空間部門の第1回グリーンインフラ大賞「国土交通大臣賞」を受賞しました。

※1 Green Tokyo研究会
2019 年 9 月に東京大学大学院工学系研究科 横張真教授を会長とし、「緑」「GIS」「都市気象」「グリーンインフラ」に関連する民間企業や行政間の連携を元に設立した研究会です。事務局を務めるエコッツェリア協会では、「大丸有環境アトラス」の構築を進めてきました。「Green Tokyo 研究会」ではこの「大丸有環境アトラス」をベースとして、2019 年度国交省スマートシティモデル事業における大丸有地区のスマートシティビジョン・実行計画にも位置付けられる「TOKYO OASIS」(本リリースの WEB サービス)や樹⽊・緑地の価値評価に向けたデータベースの作成等を推進しています。
※2 一般社団法人大丸有環境共生型まちづくり推進協会
 2007 年設立。エコッツェリア協会では、会社でも自宅でもない第 3 の場所「3×3Lab Future」を拠点として、「経済」「環境」「社会」をテーマに大手町・丸の内・有楽町地区の まちづくりを推進しています。大丸有地区に集う企業・就業者のコミュニティ形成や、次世代のサステイナブルな社会の実現に向けて、未来につなぐ持続可能なビジネス創発に取り組んでいます。

所在地 東京都 千代田区/
用途 歩行ルート検索WEBサイト(2020年7月運用開始)
テーマ スマートシティ
環境データを活用した快適な外歩きWEBサービス
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