BIMを活用した最適化（LIXIL WING ビル HOSHI）

BIMを活用した全体最適化

〇設計の合理化

BIMモデルを活用した設計により、これまで各職能ごとに分離していた図面を一元化することが可能となり、手戻りリスクの低下や合理的な設計が可能となる。また、図面とCGの連動が可能となることから、専門家でなくとも、ビジュアル化によって直感的な確認が可能となり、合意形成の円滑化が図られる。

〇建物の維持管理

改修・修繕の履歴などがBIMモデルによって管理することが可能となり、これまでのスクラップ＆ビルドからの脱却が図られる。

〇都市レベルのBIM

BIMでの確認申請が普及することで、都市レベルでBIMデータが蓄積されることとなる。今後のまちづくりにおいては、建築単体ではなく、都市レベルでの全体最適化（建築・環境・防災etc…）が図られる。

グローバルに展開するLIXILの本社機能集約化に伴い、時代の変化に応じた働き方や働く場を提供するため、既存棟に増築されたオフィス。内外部環境と自然換気窓と空調機が連動する「ハイブリッド環境制御システム」の開発により、省エネと快適性が両立する「都市の風と融合するオフィス」を実現しました。また、日本初のダイレクトボンディング型4辺SSG構法カーテンウォールの採用でガラスの透明感と最新技術の融合を演出しています。