SERVICESリノベーション
ZEB化提案・申請業務
国が目指す2050年ストック平均でZEB基準の達成、環境対応ビルに対する資産価値向上などを背景に、既存建物においてZEB認証取得を目指す企業が増えています。これまでの、多くのリノベーションによる省エネ化の実績で培われてきたノウハウをもとにZEB化の可能性を見出し、ZEB化の実現やZEB化申請を実施します。
ZEB(ゼブ)とは、Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の略称で、快適な室内環境を実現しながら、建物で消費するエネルギーを、①省エネや、②創エネの利用を通して、ゼロにすることを目指した建物のこと。



[ ZEB化実現に向けて以下のようにご提案いたします ]
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STEP1
現状把握・ZEB化候補抽出
既存建物データや既存図面をもとに現状把握を行い、 ZEB化の可能性を見出し、複数棟を所有する場合は候補物件を選定します。
現状把握
各ビルの
建物基礎データ
建物設備仕様
改修工事履歴の把握
[ ZEB化選定のポイント整理 ]
延床面積は?
空調方式は?
築年数は?
築年数は?
候補選定
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STEP2
ZEB化改修手法の検討
当社独自の簡易省エネ計算を利用し、設計の観点からZEB化改修手法を検討します。
ZEB化改修手法の検討
設備スペックを確認し、ZEB化手法(空調・照明・換気 etc)を検討
概略計算
既存図面をもとに簡易的な省エネ計算を実施※
改修手法の方針整理
概略計算でZEB達成見込みの仕様を確認、改修方針の決定
※評価結果(BEI)が芳しくない(>0.5)場合、ZEB化手法の再検討を行う
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STEP3
省エネ計算・申請
省エネ計算により性能評価を行い、決定したZEB化改修手法をもとに図面の作成および「建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)」への、ZEB認証取得申請業務を実施します。
詳細計算
細かい改修仕様を評価するため、標準入力法(WEBプログラム)を利用
標準入力法(WEBプログラム)
計算結果により改修手法確定
省エネ詳細計算を実施、ZEB認証取得の見込みを確認し、改修手数を確定
計算結果例
改修仕様図面作成
ZEB認証取得申請業務改修仕様に基づき、
申請用図面作成
↓
ZEB認証取得申請
[ 既存中規模ビルのリノベーション設計でZEB Ready認証を取得 ]
ジャパンリアルエステイト投資法人様が所有する東五反田1丁目ビルにおいて、設計段階における『ZEB Ready』認証を取得(2021年3月)しました。
建物概要
延床面積: 6,460㎡
用途: 事務所、店舗
階数: 地下1階、地上8階
竣工年: 2004年(築年数:17年)
空調方式: 空冷HPビルマルチ方式
換気方式: 各階全熱交換器による換気
「ZEB Ready」認証を取得

